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きょうの舞台裏

京都の出版社 京都通信社のスタッフブログです。本の制作から出版までの道のりを同時進行で配信しています。
<< 11月27日〈ジュンク堂パリ店から追加注文〉 | main | 2008年12月4日〈岸和田城「八陣の庭」の撮影〉 >>
12月3日夜〈夢窓疎石作品集の編集会議〉
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    齋藤忠一氏の「夢窓疎石」論を拝聴するために、再度事務所にお越しいただいた。齋藤氏は、夢窓疎石のなかでも、西芳寺を絶対的なものとして重視される。その理由は、以下のようなことになると指摘される。
    1.焼失などによる改変をほとんど受けていない。
    2.龍門瀑の原点がある。
    3.枯山水庭園の原点がある。
    4.日本各地で修業した夢窓国師が、最後にその禅観の境を集大成したのがこの庭である。
    5.「禅の庭」とはなにかをもっとも象徴する庭であり、日本の庭の「清浄感」の原点がこの庭にある。
    6.利休は西芳寺の敷石にヒントを得て露地に石を敷いたと伝えられるように、利休以前の茶庭の原点がある。ただし、利休の敷石は現存していない。
    7.浄土庭園を禅の庭に変質・融合させた西芳寺の庭園は、義満の金閣寺や義政の銀閣寺に影響を与え、銀閣寺・金閣寺など、多くの「写し」を生み出すなどの歴史的意義も深い。
    8.歴代の為政者にとどまらず、現代の作庭家たちにも影響を与えつづけている。
    9.五山文学の発祥と美意識との関わりをもの語る庭である。
    10.いまも「掃除奉行(庭奉行)」があるなど、「禅の庭」の精神が受け継がれている。
    11.紀州や四国にしかない青石(最高権力の象徴)を初めて庭につかった先駆である。
     日本酒をこよなく愛す齋藤氏の庭についての造詣は、ほんとうに深く、なによりも庭をめぐる文化を愛していらっしゃる。論理的で鋭い指摘がつづく。
     そうこうするうちに、齋藤氏と同じく重森三玲の門人であり50年近くの親交がある佐藤昭夫氏が加わる。佐藤氏は現在、京都林泉協会の会長を務める。用意した「ぼたん鍋」らしきものを突きながら、夢窓疎石の人物像や作品集の構想がしだいに固まる。ただし、座談会や執筆者の人選は、いまだ決まらず。

    | スタッフ日記 | 16:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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