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きょうの舞台裏

京都の出版社 京都通信社のスタッフブログです。本の制作から出版までの道のりを同時進行で配信しています。
11月21日
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    写真家・ひび貞夫さん来訪。
    | スタッフ日記 | 16:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    11月7日〈重森三明氏と打合せ〉
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      | スタッフ日記 | 16:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      11月6日〈天龍寺撮影〉
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        シリーズ4作目は『夢窓疎石』。仮の副題は、「禅のこころを庭に写す」。疎石の庭をもっとも身近に味わえるのが天龍寺。3日まえに天龍寺を訪れ、小川法務部長に撮影の許可をいただいていた。恰幅のよい、まさに臨済宗の禅僧らしい力強く、明快なお話は感激的。「朝8時半から拝観者があります。西山にある天龍寺は京都でも早く朝を迎えます。6時半になると明るくなりますから、その時間に訪ねてください、案内します」。
        撮影する日び貞夫氏は、すでに90冊ほどの写真集をだしている写真家。30年ほどまえにもお世話になったことがある。当時は仏像の撮影を得意とされて、奈良に在住。その後、東京に事務所を移し、数年まえからは長野県の八ヶ岳の麓で暮らしている。東京からも近いし、好きな京都にくるのもそう不便ではないという。
        その日び氏は、前夜は大阪泊。朝5時にホテルを出ても阪急嵐山駅に到着すると、どうしても6時半を少し過ぎるが、駅での待ち合わせにエマニュエルくんは自転車で駆けつける。さすがに早朝の嵐山は寒い。
        山門の前で小川部長の携帯電話に電話すると、門を開けていただけた。ほかにだれもいない大方丈と曹源池を中心とする前庭が朝靄に浮かぶ。紅葉は、爽やかに紅葉し、荘厳な空気が流れている。ピンと張った空気に身の引き締まる思いがする。やはり禅の修業の場なのだ。栂宗務総長もお見えになり、さっそく撮影開始。
        撮影のポイントは龍門瀑と鯉魚石、それに石橋である。鯉が急流を上ると龍になるという登龍門伝説をモチーフにしている。修行僧が悟りを開くには、命を賭して努力することが肝要であることを諭しているとされる。
        栂宗務総長の取り計らいで、事前の約束では踏み込むことのできない庭園内部にも案内していただき、龍門瀑と鯉魚石をアップで撮影することができた。
        8時半と同時に、参拝者の団体が現れる。その第一陣が中学生の修学旅行生たち。早起きして楽しそうにしている姿に、ちょっと驚く。自分たちはそうだったかなと……。
        これにて撮影終了。いい朝だった。

        | スタッフ日記 | 16:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        10月31日〈野村勘治氏と打ち上げ〉
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          大阪府高槻市の店舗内部に庭をつくる仕事で関西にこられていた野村勘治氏を誘って、『小堀遠州 気品と静寂が貫く綺麗さびの庭』の発行を祝って夕刻から打ち上げ。ありあわせの材料での寄せ鍋と発泡酒で乾杯。野村氏の労苦に感謝。野村氏の解説には、ずいぶん注文をつけて、何度も書き直していただいた。庭をつくっているドイツのホテルで原稿を書いた原稿がファクスで届いて驚いたりもしたものだ。野村氏のいつも真摯な態度は、敬服に値する。情熱もすごい。酒量もすごい。読書量もすごい。
          野村氏にもご協力を願った『重森三玲』の営業に名古屋の正文堂書店を訪れて直販をお願いして、さて帰ろうかとすると、本の品定めをする野村氏にバッタリとお会いしたこともあった。本屋さん通いはほぼ毎日の日課とか。京都から高速バス代往復4,000円をかけて8軒ほどの書店にお願いにまわって、置いていただくことになったのは例によってジュンク堂名古屋店とこの正文堂書店だけ。野村氏との久しぶりの邂逅を、近くのファミレスにはいりビールで祝ったこともある。編集中の『植治』について、滔々と自説を語っていただき、その後の編集にずいぶん役にたった。
          そういう野村氏に注力いただいただけに、『小堀遠州』の評価は高い。まず、遠州流茶道家元にずいぶん喜んでいただいた。本も気に入ってたくさん買っていただいた。やはり執筆いただいた中村昌生先生は、届いた本を見てわざわざお電話を入れていただいた。しかも、延々とお褒めの言葉を頂戴することになった。淡交社の編集者で庭の本を何冊も担当されてきた川口壽夫氏は、「野村氏の視点と情熱がこの本を支えている。いちばんの売りだ」と。
          とにかく、楽しく飲めた。売れる見通しが少しはたったこともあって、仕入の請求書がぞくぞくと届く月末の愁眉を開くことができた。そのぶん、酔いもまわった。

          | スタッフ日記 | 16:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          10月21日〈『地球時代の人類学』が完成〉
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            地球時代の文明学

            3月末に中牧弘允民博教授、原田憲一京都造形芸術大学教授、龍村あや子京都市立芸大教授の訪問を受け、制作発行が決まった〈シリーズ文明学の挑戦〉『地球時代の文明学』の製本があがった。事務所の1階の座敷で鍋を囲みながら3度にわたり基本構想を練ったものだ。文明学会関西支部の編集で、責任編集は中牧弘允先生。監修は梅棹忠夫先生。11人の著者がそれぞれの専門分野の視点から話題と情報を提供。多彩な切り口の内容となった。
            なかでも、梅棹忠夫先生の「監修のことば」は、新鮮で目を見張る原稿だった。もう20年ほど目の見えない状況がつづき、1年ほどまえにお目にかかった時はずいぶんお痩せになり、ご子息のマヤオ氏の押す車イスに乗っておられた。言葉も細くなっておられたのだが、中牧先生がインタビューで引き出した文明学の視点と可能性への指摘は、そんなお体の状態をみじんも感じさせない。諦観の境地ともいえるその思想の一部を抜粋しておく。

            「比較文明学会関西支部が研究成果をシリーズ「文明学の挑戦」として刊行することとなった。このシリーズであたらしい文明学の構築をめざし、挑戦的であることをかかげながら、同時に学術的到達点を一般の読者にも理解しやすいかたちで提供しようとしている。……わたしは「地球人」である。国家の時代には「国際」がもてはやされたが、地球時代には「地球」全体が問題となる。偏狭なナショナリズムをすてさり、全地球人にとっての共同体をかんがえなければならない。……文明とはシステムであり、社会の編成原理である。文化のちがいは価値観にもとづくが、文明の相違は装置や制度の差異に由来する。……国家や国民を超えたところに文明の単位をもとめると、ことなった像がいろいろ浮かびあがってくるはずだ。……われわれは「地球人」としての覚悟をかため、地球時代のパイオニアをめざそうではないか。そのような気概をもって、文明学の構築に挑戦的に取りくんでほしいと心よりねがっている」。

            もくじ
            監修のことば……………梅棹忠夫 1
            第一部 環太平洋の文明
            原田憲一 地質文明観──安定大陸型文明と変動帯型文明の諸相
            小山修三 縄文文明観──山内円山遺跡に見る文明装置と制度
            山本紀夫 「高地文明」の提唱──文明の山岳史観
            第二部 文明史観の新展開
            宮原一武 主流文明史観の考察──「国際語」で読み解く文明史
            中牧弘允 文明の「暦」史観──太陰暦、太陽暦、太陰太陽暦の相克と共存5
            第三部 現代文明論の新機軸
            龍村あや子 地球文明時代の芸術──音楽と〈自然〉と信仰の問題を考える
            三浦伸夫 日本科学技術文明と博物館──現代文明の根源的解明に向けて
            コラム
            杉田繁治 文明のシステム史観
            日置弘一郎 生産力史観再考
            評論
            秦 兆雄 文明内部対話
            福永英雄 高度情報化と現代文明──《当事者性》の低落をめぐって
            あとがき 中牧弘允

            〈シリーズ文明学の挑戦〉『地球時代の文明学』は
            A5判224ページ
            定価 2,500円
            発行京都通信社

            | スタッフ日記 | 15:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |